この記事を三行にまとめると
実はそっちの方が怖くね?どうあっても怖いっすよ
一番怖いのは人間ってことなのよね
ふと「実はそっちの方が怖くね?」って思ったことがいくつかある。
でも普通に考えたら、食べ物に対して怖いって表現を使うことはあまりないですよね。固い食べ物のことを「こわい」と言う方言があるけれど、たとえ嫌いな食べ物であっても、怖いと言うよりは普通は苦手とか言うのが一般的だと思います。
食べ物が怖いケースとして考えられるのはアレルギーですかね。命に関わることもありますし。
そうなると特定の食べ物に対して怖いと表現した時、「それが嫌いなんだな」って思うよりは「アレルギーか何かかな?」と思う可能性の方が高いわけで、もしもそれを聞いた上で大量に食わせようとする人がいたら、そいつは結構なサイコだと思われる。「俺そばアレルギーなんだよ」「へえ、じゃあ今からお前のために大量のそば茹でてやるよ」的なことですからね。
つまりまんじゅうこわいの落語で本当に怖いのは、まんじゅうが怖いという言葉を聞いてなお、それを寝室に放り込んだ連中ってことですよ。まあ、彼らは食わせようと思って放り込んだわけではないかもしれませんがね。朝起きて枕元に恐怖の対象が大量に転がってたらさぞビビるだろうくらいの思いだったのかもしれない。
でもさ、友達がものすごい勢いでこっちに突っ込んできたら普通に怖いよね? キャプテン翼の作中では蹴ったボールがコールネットを突き破ったりコンクリートにヒビを入れたりします。そんな威力で自分の友達がちゃんみおのように飛んできたら……ほんまもんの人間魚雷やんけ。
だから真に怖いのは友達を平気で蹴りまくることではなく、そんな威力で蹴り飛ばせる脚力を持っていることの方って話よ。
朝起きたら体の一部に知らないアザができてたみたいな話は他の怪談でも時々出てくることがありますが、確かに自分の身にそれが起こったら怖いとは思います。でも僕なんかもそうだけど、幽霊を見たことがない人からすると、「幽霊って本当に存在するの?」という思いもあるじゃないですか。いまいち信じられないというか。
ただ、もしも幽霊が実在しない方が真実だった場合、知らないうちにできているアザは何らかの物理的要因によるわけで、それが明らかに誰かに掴まれたような痕だとしたら、犯人は人間ってことになるじゃないですか。つまり寝ている間にこっそりと誰かが侵入してきて、起こさないようにアザをつけていったってことになる。非日常的な内容とはいえ現実的には可能なことだから、幽霊よりもそっちの方がよっぽど怖くね? 一人暮らしで戸締りをしっかりしているにもかかわらず入られたって場合でも怖いし、誰かとルームシェアとかしている状態でそれが起こったら犯人はそのルームメイトかもしれないって場合でも怖いし、どうあっても怖いっすよ。
これもよく聞くセリフのような気がするけど、結局さ、一番怖いのは人間ってことなのよね。
最初に幽霊が怖いって言い出したのって誰なんだろうね? 紀元前までさかのぼるのかな?
まんじゅうこわい
「まんじゅうこわい」というのは落語の一つです。「お前さんは何か怖いものあるのかい?」という知人の問いに対して「俺ぁまんじゅうが怖いんじゃ」と男が答えたら、その夜に知人たちが男の寝室に大量のまんじゅうを放り込むイタズラをした的な内容です。実際には男はまんじゅうを恐れていたわけではなく、そう言うことでまんじゅうをたらふく食べられて満腹満足みたいなお話です。でも普通に考えたら、食べ物に対して怖いって表現を使うことはあまりないですよね。固い食べ物のことを「こわい」と言う方言があるけれど、たとえ嫌いな食べ物であっても、怖いと言うよりは普通は苦手とか言うのが一般的だと思います。
食べ物が怖いケースとして考えられるのはアレルギーですかね。命に関わることもありますし。
そうなると特定の食べ物に対して怖いと表現した時、「それが嫌いなんだな」って思うよりは「アレルギーか何かかな?」と思う可能性の方が高いわけで、もしもそれを聞いた上で大量に食わせようとする人がいたら、そいつは結構なサイコだと思われる。「俺そばアレルギーなんだよ」「へえ、じゃあ今からお前のために大量のそば茹でてやるよ」的なことですからね。
つまりまんじゅうこわいの落語で本当に怖いのは、まんじゅうが怖いという言葉を聞いてなお、それを寝室に放り込んだ連中ってことですよ。まあ、彼らは食わせようと思って放り込んだわけではないかもしれませんがね。朝起きて枕元に恐怖の対象が大量に転がってたらさぞビビるだろうくらいの思いだったのかもしれない。
ボールは友達怖くない
某有名サッカー漫画の有名なセリフです。ボールを怖がって止められないキーパーの森崎くんを勇気づけるために翼くんが言った一言です。このセリフに対しての「友達を思いっきり蹴んのかよ」というお約束のツッコミも同じくらい有名だと思います。でもさ、友達がものすごい勢いでこっちに突っ込んできたら普通に怖いよね? キャプテン翼の作中では蹴ったボールがコールネットを突き破ったりコンクリートにヒビを入れたりします。そんな威力で自分の友達がちゃんみおのように飛んできたら……ほんまもんの人間魚雷やんけ。
だから真に怖いのは友達を平気で蹴りまくることではなく、そんな威力で蹴り飛ばせる脚力を持っていることの方って話よ。
朝起きたら知らないアザが……
亡くなったおじさんが夢の中に出てきて「代わって」と足を掴んできた、そして朝起きたら足に強い力で掴まれた痕があった、的な怖い話を聞いたことがある人もいると思います。やりすぎ都市伝説でも出てきました。朝起きたら体の一部に知らないアザができてたみたいな話は他の怪談でも時々出てくることがありますが、確かに自分の身にそれが起こったら怖いとは思います。でも僕なんかもそうだけど、幽霊を見たことがない人からすると、「幽霊って本当に存在するの?」という思いもあるじゃないですか。いまいち信じられないというか。
ただ、もしも幽霊が実在しない方が真実だった場合、知らないうちにできているアザは何らかの物理的要因によるわけで、それが明らかに誰かに掴まれたような痕だとしたら、犯人は人間ってことになるじゃないですか。つまり寝ている間にこっそりと誰かが侵入してきて、起こさないようにアザをつけていったってことになる。非日常的な内容とはいえ現実的には可能なことだから、幽霊よりもそっちの方がよっぽど怖くね? 一人暮らしで戸締りをしっかりしているにもかかわらず入られたって場合でも怖いし、誰かとルームシェアとかしている状態でそれが起こったら犯人はそのルームメイトかもしれないって場合でも怖いし、どうあっても怖いっすよ。
これもよく聞くセリフのような気がするけど、結局さ、一番怖いのは人間ってことなのよね。
最初に幽霊が怖いって言い出したのって誰なんだろうね? 紀元前までさかのぼるのかな?