この記事を三行にまとめると
クレオパトラの鼻がもう少し低かったら歴史が変わっていたあんな美人が、あんなキレイな声で喘ぐところを想像したら……
人は本当にエロいことを考えたとき、鼻血を出すのことがあるのか
食事中に聞きたくないような話で恐縮なのですが、僕達人間は、体中のいろんなところから血を出しますよね。
転んで擦りむいてしまったとき、エロいことを考えたとき、うっかり包丁で切ってしまったとき、すごくエロいことを考えたとき、ストレスで内蔵に多大なダメージがあったとき、ものすごくエロいことを考えたとき、まあ状況は様々です。
ふと思ったんですけど、エロいことを考えたときに鼻から出る血のことを、僕達は鼻血と呼んでいます。別にエロいことを考えてなくても、とにかく鼻から出る血のことを鼻血を呼んでいますね。
では、他の部分は?
例えばヒザを擦りむいて血が出たとき、それを「膝血」と呼ぶでしょうか? 包丁で指を切ってしまったとき、指から出る血を「指血」と呼ぶでしょうか? ストレスが祟って口から血を吐いてしまったとき、それを「口血」と呼ぶでしょうか? 頭は? 肩は? お腹は? お尻は?
僕はどれも聞いたことがありません。頭血も肩血も腹血も尻血も。
何で鼻から出たときだけ鼻血っていう名称がついてるんでしょうね? もしかしたらそれ以外の場合に名称がついてるものもあるかもしれないけど、広く一般的に知られてはいないと思う。強いて言えば「血尿」があるけど、あれは血っていうよりも、メインは尿だしね、たぶん。
穴から出る血だけ、名称があるのかな? でも鼻を穴と定義するんなら、耳だって穴みたいなもんだろうしなぁ。でも耳血って言葉も聞かない。
しっかり調べたわけではないけど、一応、鼻血以外でも出血にいくつか名称があることは分かりました。肺や気管支から出血しその血が口から出た場合は喀血(かっけつ)とか、胃や食道から出血した場合にそれが口から出れば吐血とか、肛門から出た場合は下血とか。ただどれも鼻血みたいに、体の部位を使った名称ではないですね。だからちょっと違う感じかな。鼻血のようなネーミングでいくなら、肺血とか胃血とかになるもんね。
古来より鼻から出る血だけ、何か別物として扱われていたのかもしれないですね。
鼻に関するエピソードで歴史に残るほどの有名な話と言えば、クレオパトラのあれがありますね。クレオパトラの鼻がもう少し低かったら歴史が変わっていたっていうやつ。
クレオパトラと言えば、絶世の美女として後世に名を残している人です。二千年以上経った今でもそう言われるんだから、きっとそのハンパない美貌は広く知れ渡っていたことでしょう。数多くの男がその美しさに見惚れていたに違いない。クレオパトラのあんな姿やこんな姿を妄想する男もたくさんいたでしょう。
クレオパトラの魅力の一つは、声のキレイさにもあったと言います。すごく美しい声だったと、時の権力者カエサルもおっしゃっています。姿も美しくて、良い声もしているとなれば、その、なんだ……クレオパトラがアレ的な行為をしているときに出しているかもしれないソレ的な声も、男どもの妄想の中に出て来ていたかもしれない。「あんな美人が、あんなキレイな声で喘ぐところを想像したら……うおお、もう辛抱たまらん!」みたいな。
そうなれば、もう止まらないですよね。妄想とか、手の動きとか、鼻血とか。
そんだけエロいことを考えてれば、鼻血の方も相当だったでしょうね。透明人間との戦いでヤムチャを勝利に導いた亀仙人くらい、みんな吹き出していたことでしょう。
だから当時は他の出血に比べて、鼻血だけやたらと目にする場面が多かったのかもしれない。そこで昔の人たちは思った。「我々人間は、剣で斬られたわけでもないのに、鼻からよく出血する。もしかしたら鼻から出る血は、他の血とは別物なのかもしれんな」と。
こうして昔の人々は、体内に流れる血を鼻血とそれ以外の血に分類した。鼻血は鼻から出る血という概念的なことではなくて、鼻血という独立した存在とした。だから鼻血だけ名前がある。
……みたいなね。
そんなわっきゃないですが、でも鼻血だけ名称があるのはやはり謎ですね。
一体どうしてなんでしょうね?
私、気になります!
まあ、もっと気になるところは、人は本当にエロいことを考えたとき、鼻血を出すのことがあるのかってことですかね。
少なくとも僕は、起きてる時間の大半はエロいことを考えてますが、それで鼻血が出たことはないね。
転んで擦りむいてしまったとき、エロいことを考えたとき、うっかり包丁で切ってしまったとき、すごくエロいことを考えたとき、ストレスで内蔵に多大なダメージがあったとき、ものすごくエロいことを考えたとき、まあ状況は様々です。
ふと思ったんですけど、エロいことを考えたときに鼻から出る血のことを、僕達は鼻血と呼んでいます。別にエロいことを考えてなくても、とにかく鼻から出る血のことを鼻血を呼んでいますね。
では、他の部分は?
例えばヒザを擦りむいて血が出たとき、それを「膝血」と呼ぶでしょうか? 包丁で指を切ってしまったとき、指から出る血を「指血」と呼ぶでしょうか? ストレスが祟って口から血を吐いてしまったとき、それを「口血」と呼ぶでしょうか? 頭は? 肩は? お腹は? お尻は?
僕はどれも聞いたことがありません。頭血も肩血も腹血も尻血も。
何で鼻から出たときだけ鼻血っていう名称がついてるんでしょうね? もしかしたらそれ以外の場合に名称がついてるものもあるかもしれないけど、広く一般的に知られてはいないと思う。強いて言えば「血尿」があるけど、あれは血っていうよりも、メインは尿だしね、たぶん。
穴から出る血だけ、名称があるのかな? でも鼻を穴と定義するんなら、耳だって穴みたいなもんだろうしなぁ。でも耳血って言葉も聞かない。
しっかり調べたわけではないけど、一応、鼻血以外でも出血にいくつか名称があることは分かりました。肺や気管支から出血しその血が口から出た場合は喀血(かっけつ)とか、胃や食道から出血した場合にそれが口から出れば吐血とか、肛門から出た場合は下血とか。ただどれも鼻血みたいに、体の部位を使った名称ではないですね。だからちょっと違う感じかな。鼻血のようなネーミングでいくなら、肺血とか胃血とかになるもんね。
古来より鼻から出る血だけ、何か別物として扱われていたのかもしれないですね。
鼻に関するエピソードで歴史に残るほどの有名な話と言えば、クレオパトラのあれがありますね。クレオパトラの鼻がもう少し低かったら歴史が変わっていたっていうやつ。
クレオパトラと言えば、絶世の美女として後世に名を残している人です。二千年以上経った今でもそう言われるんだから、きっとそのハンパない美貌は広く知れ渡っていたことでしょう。数多くの男がその美しさに見惚れていたに違いない。クレオパトラのあんな姿やこんな姿を妄想する男もたくさんいたでしょう。
クレオパトラの魅力の一つは、声のキレイさにもあったと言います。すごく美しい声だったと、時の権力者カエサルもおっしゃっています。姿も美しくて、良い声もしているとなれば、その、なんだ……クレオパトラがアレ的な行為をしているときに出しているかもしれないソレ的な声も、男どもの妄想の中に出て来ていたかもしれない。「あんな美人が、あんなキレイな声で喘ぐところを想像したら……うおお、もう辛抱たまらん!」みたいな。
そうなれば、もう止まらないですよね。妄想とか、手の動きとか、鼻血とか。
そんだけエロいことを考えてれば、鼻血の方も相当だったでしょうね。透明人間との戦いでヤムチャを勝利に導いた亀仙人くらい、みんな吹き出していたことでしょう。
だから当時は他の出血に比べて、鼻血だけやたらと目にする場面が多かったのかもしれない。そこで昔の人たちは思った。「我々人間は、剣で斬られたわけでもないのに、鼻からよく出血する。もしかしたら鼻から出る血は、他の血とは別物なのかもしれんな」と。
こうして昔の人々は、体内に流れる血を鼻血とそれ以外の血に分類した。鼻血は鼻から出る血という概念的なことではなくて、鼻血という独立した存在とした。だから鼻血だけ名前がある。
……みたいなね。
そんなわっきゃないですが、でも鼻血だけ名称があるのはやはり謎ですね。
一体どうしてなんでしょうね?
私、気になります!
まあ、もっと気になるところは、人は本当にエロいことを考えたとき、鼻血を出すのことがあるのかってことですかね。
少なくとも僕は、起きてる時間の大半はエロいことを考えてますが、それで鼻血が出たことはないね。