この記事を三行にまとめると
混昔物語の続編が出ましたまごうことなき二巻です
新キャラも続々登場します
去年出版した混昔物語の続編が出ました。題して「混昔物語其ノ二」です。まさに読んで字のごとく、これ以上ないくらいにまごうことなき二巻です。
最初は其ノ二とかつけない予定でした。混昔物語にはサブタイトルをつけてあるので(前作は日本昔話奇譚、今作は日本昔話英雄譚)、そこを変えれば数字とかつけなくたってシリーズものだと分かるだろうって。ほら、あれよ。京極夏彦さんの作品で言うところの百器徒然袋とか塗仏の宴みたいな。
でも編集さんから「メインタイトルが全く同じだと発注ミスが増えちまうぞ。お前は書店員を混乱させて愉悦に浸りたいのか!? とんだドSだな。何でも良いから二巻って分かる文字をつけろこのやろぉぉ」と言われまして、考えた末に其ノ二がつきました。確かにメインタイトルが一緒だと「混昔物語を10部」ってだけ言われたら、どっちを発送すれば良いか分からないですもんね。これは納得せざるを得ない。京極さんの本は人気作だからいろんなところから注文あったと思うし、実際にそんな事態が起きていたんですかね。
今まで小説のタイトルを考える時に流通のことまで考慮したことなかったからこいつは盲点でした。まだまだ学ぶことは多いですね。
今作についてなんですが、内容はいかにも其ノ二らしく前作の続きです。前作同様、いろんな昔話のキャラクターが出てきて何やかんやと繰り広げます。新キャラも続々登場します。
海を渡った白いウサギが背中に乗った生き物は結局ワニなのかサメなのかはっきりしなかったり、神話に出てくる有名な神様が完全にモブキャラ扱いだったり、あまたの男を虜にしたお姫様が月に代わってお仕置きしたり、何かそんなお話です。
もし興味があれば手に取ってみてください。よろしくお願いいたします。
最初は其ノ二とかつけない予定でした。混昔物語にはサブタイトルをつけてあるので(前作は日本昔話奇譚、今作は日本昔話英雄譚)、そこを変えれば数字とかつけなくたってシリーズものだと分かるだろうって。ほら、あれよ。京極夏彦さんの作品で言うところの百器徒然袋とか塗仏の宴みたいな。
でも編集さんから「メインタイトルが全く同じだと発注ミスが増えちまうぞ。お前は書店員を混乱させて愉悦に浸りたいのか!? とんだドSだな。何でも良いから二巻って分かる文字をつけろこのやろぉぉ」と言われまして、考えた末に其ノ二がつきました。確かにメインタイトルが一緒だと「混昔物語を10部」ってだけ言われたら、どっちを発送すれば良いか分からないですもんね。これは納得せざるを得ない。京極さんの本は人気作だからいろんなところから注文あったと思うし、実際にそんな事態が起きていたんですかね。
今まで小説のタイトルを考える時に流通のことまで考慮したことなかったからこいつは盲点でした。まだまだ学ぶことは多いですね。
今作についてなんですが、内容はいかにも其ノ二らしく前作の続きです。前作同様、いろんな昔話のキャラクターが出てきて何やかんやと繰り広げます。新キャラも続々登場します。
海を渡った白いウサギが背中に乗った生き物は結局ワニなのかサメなのかはっきりしなかったり、神話に出てくる有名な神様が完全にモブキャラ扱いだったり、あまたの男を虜にしたお姫様が月に代わってお仕置きしたり、何かそんなお話です。
もし興味があれば手に取ってみてください。よろしくお願いいたします。