この記事を三行にまとめると
ウルトラマンと一緒だなほら、あれですよ。タウリンの法則
チャーハンに入れても美味いですしね
「レタス○個分の食物繊維が入ってます!」的なコピーを今でもたまに目にすることがありますが、実はレタスはそんなに食物繊維が多くないんだそうです。
レタス100グラムに含まれる食物繊維はおよそ1グラム。他の食材と比べてみるとこれはかなり少ない数字です。参考までにいくつかの食材の100グラムあたりの食物繊維量を見てみると……
枝豆・・・5グラム
ごぼう・・・6グラム
パセリ・・・7グラム
アーモンド・・・10グラム
干しシイタケ・・・40グラム
みんなレタスの何倍も食物繊維が多いです。干しシイタケにいたってはレタスの40倍ですからね。レタスにマヨネーズかけて食べるくらいなら干しシイタケを七輪で焼いて食べた方が良いんでない?
ちなみに生の椎茸は100グラムあたりの食物繊維の量が4グラム程度だそうです。それでもレタスよりは多いけど、よりたくさん摂取したいなら干すのが良いみたいですね。シイタケは干すとビタミンDの量も増えるし、どうやら彼らは日光を浴びると強さが増すタイプのようです。ウルトラマンと一緒だな。
厳密に言うと食物繊維には水溶性と不溶性の二種類があるので、どっちが何グラム含まれてるかによっても話は変わってくるのですが、とにかくレタスが思いのほか食物繊維の少ない食材だってのは間違いないってことですね。
ではどうしてレタス何個分の食物繊維が……という言葉が使われるようになったのか。
こちらのbioissimoさんのサイトによると、おそらく食物繊維の話をするときにレタスが使われたのはファイブミニのCMが起源ではないかとのことです。
食物繊維量をアピールするレタス◯個分はいつ誰がなぜ言い始めたのか?
なつかしいなぁ、ファイブミニ。僕も子供の頃はよく飲んでましたよ。別に食物繊維を積極的に摂ろうと思って飲んでたわけではないんですけどね。
当時はオロナミンCが絶大な人気を誇ってました。人気絶頂だったジャイアンツの選手たちが人気絶頂だったSMAPの曲に合わせて人気絶頂のオロナミンCを飲むというバブリーで元気はつらつなCMもやってましたし、嘉門達夫がオロナミンCの歌を歌ったりもしてました。その影響もあって小瓶で飲む炭酸飲料といえばオロナミンCだったわけですが、僕はひねくれもんで人と同じ道を歩まないのがかっこいいとか思ってる勘違い野郎なので「みんながオロナミンCを飲むなら俺はファイブミニだ!」と、自分は流行に簡単に流されたりしねえぞと言わんばかりにファイブミニを飲んでおったわけです。まあ個人的には味も良かったし、ファイブミニはファイブミニで人気があったと思いますけどね。
bioissimoさんによれば、そのファイブミニを飲めば手軽に食物繊維が摂れることをアピールするにあたって分かりやすくもインパクトを与えられそうな比較対象にレタスを選んだのではないかと。
起源はどうあれ今はレタスに食物繊維が含まれてないという認識が世間に広まっているわけですが、じゃあ今後は「レタス○個分の食物繊維」って言葉は使わない方が良いのかってーと、案外そうとも限らないかもしれない。
ほら、あれですよ。タウリンの法則。リポビタンDに含まれるタウリン1000ミリグラムのあれです。
1000ミリグラムってのは1グラムのことですが、「タウリン1グラム配合」って言われるとちょっとしか入ってなさそうなのに「タウリン1000ミリグラム配合」って言われると何となく大量に入ってそうな印象を受ける。数字のマジックってやつですね。
レタスは確かに食物繊維が少ない。が、しかし、少ないからこそ、タウリンの法則を適用しやすいわけですよ。
成人男性が一日に必要な食物繊維の量は20グラムと言われています。レタスで20グラムの食物繊維を摂ろうと思ったら2キロ食べないといけない。だからあえてレタス表記で「レタス2キロ分の食物繊維!」とか言えば、何かすごそうな印象を与えられるじゃん? 「アーモンド二つ分!」とか言われるよりも何となく多そうな気がするじゃん? 「レタス2000グラム分の食物繊維!」の方がインパクトあるかな。
実際のところ今後もレタスが食物繊維の広告塔を担い続けるのかは分かりませんけど、一つだけ言えることは、僕は別にレタスを嫌いじゃないので、食物繊維が多かろうが少なかろうが今後も普通に食べることに変わりはないでしょう。
チャーハンに入れても美味いですしね、レタス。
レタス100グラムに含まれる食物繊維はおよそ1グラム。他の食材と比べてみるとこれはかなり少ない数字です。参考までにいくつかの食材の100グラムあたりの食物繊維量を見てみると……
枝豆・・・5グラム
ごぼう・・・6グラム
パセリ・・・7グラム
アーモンド・・・10グラム
干しシイタケ・・・40グラム
みんなレタスの何倍も食物繊維が多いです。干しシイタケにいたってはレタスの40倍ですからね。レタスにマヨネーズかけて食べるくらいなら干しシイタケを七輪で焼いて食べた方が良いんでない?
ちなみに生の椎茸は100グラムあたりの食物繊維の量が4グラム程度だそうです。それでもレタスよりは多いけど、よりたくさん摂取したいなら干すのが良いみたいですね。シイタケは干すとビタミンDの量も増えるし、どうやら彼らは日光を浴びると強さが増すタイプのようです。ウルトラマンと一緒だな。
厳密に言うと食物繊維には水溶性と不溶性の二種類があるので、どっちが何グラム含まれてるかによっても話は変わってくるのですが、とにかくレタスが思いのほか食物繊維の少ない食材だってのは間違いないってことですね。
ではどうしてレタス何個分の食物繊維が……という言葉が使われるようになったのか。
こちらのbioissimoさんのサイトによると、おそらく食物繊維の話をするときにレタスが使われたのはファイブミニのCMが起源ではないかとのことです。
食物繊維量をアピールするレタス◯個分はいつ誰がなぜ言い始めたのか?
なつかしいなぁ、ファイブミニ。僕も子供の頃はよく飲んでましたよ。別に食物繊維を積極的に摂ろうと思って飲んでたわけではないんですけどね。
当時はオロナミンCが絶大な人気を誇ってました。人気絶頂だったジャイアンツの選手たちが人気絶頂だったSMAPの曲に合わせて人気絶頂のオロナミンCを飲むというバブリーで元気はつらつなCMもやってましたし、嘉門達夫がオロナミンCの歌を歌ったりもしてました。その影響もあって小瓶で飲む炭酸飲料といえばオロナミンCだったわけですが、僕はひねくれもんで人と同じ道を歩まないのがかっこいいとか思ってる勘違い野郎なので「みんながオロナミンCを飲むなら俺はファイブミニだ!」と、自分は流行に簡単に流されたりしねえぞと言わんばかりにファイブミニを飲んでおったわけです。まあ個人的には味も良かったし、ファイブミニはファイブミニで人気があったと思いますけどね。
bioissimoさんによれば、そのファイブミニを飲めば手軽に食物繊維が摂れることをアピールするにあたって分かりやすくもインパクトを与えられそうな比較対象にレタスを選んだのではないかと。
起源はどうあれ今はレタスに食物繊維が含まれてないという認識が世間に広まっているわけですが、じゃあ今後は「レタス○個分の食物繊維」って言葉は使わない方が良いのかってーと、案外そうとも限らないかもしれない。
ほら、あれですよ。タウリンの法則。リポビタンDに含まれるタウリン1000ミリグラムのあれです。
1000ミリグラムってのは1グラムのことですが、「タウリン1グラム配合」って言われるとちょっとしか入ってなさそうなのに「タウリン1000ミリグラム配合」って言われると何となく大量に入ってそうな印象を受ける。数字のマジックってやつですね。
レタスは確かに食物繊維が少ない。が、しかし、少ないからこそ、タウリンの法則を適用しやすいわけですよ。
成人男性が一日に必要な食物繊維の量は20グラムと言われています。レタスで20グラムの食物繊維を摂ろうと思ったら2キロ食べないといけない。だからあえてレタス表記で「レタス2キロ分の食物繊維!」とか言えば、何かすごそうな印象を与えられるじゃん? 「アーモンド二つ分!」とか言われるよりも何となく多そうな気がするじゃん? 「レタス2000グラム分の食物繊維!」の方がインパクトあるかな。
実際のところ今後もレタスが食物繊維の広告塔を担い続けるのかは分かりませんけど、一つだけ言えることは、僕は別にレタスを嫌いじゃないので、食物繊維が多かろうが少なかろうが今後も普通に食べることに変わりはないでしょう。
チャーハンに入れても美味いですしね、レタス。