この記事を三行にまとめると
俺だっていつも暴走してるわけじゃないんだぜ結局、最後まで信じてはもらえませんでした
おちんに関するお話だけに、落ちん……ってか?
このあかつきのお宿で「膀胱(ぼうこう)」なんて単語を出した日にゃ、さぞかしどぎつい下ネタのオンパレードが来るんだろうな〜とお思いでしょうが、今日はそんなことないです。俺だっていつも暴走してるわけじゃないんだぜ。
破裂しそうな俺の膀胱♪ 抑えきれない性欲で暴走♪ 誰かに見られる前にGO HOME♪
今日の下ネタはこれくらいです。
豚の膀胱ってのはなかなか良くできたムスコさんでして、医療現場なんかでも使われることがあるんですね。
細胞外マトリックスってのがありまして……ものすごーく雑に説明すると、高密度なコラーゲンの塊みたいなもの(間違ってたらゴメン)なんですが、これが再生医療などに役立つってんですね。
海外での話ですが、事故か何かで指を切断してしまった患者さんに豚の膀胱から抽出した細胞外マトリックスをつけてみたところ、何と指が再生したという事例が実際にあります。ネットで検索してみると結構情報が出てくるから、興味があれば検索してみると良いと思います。動画もあるっぽい。
ただどうして再生できるのかっていう詳しい仕組みはちゃんとは分かってないらしくて、そのためか日本ではまだ実用化されてないようです。そのうち実用化されるかもしれません。このまま実用化されずに、仕組みの説明できるiPS細胞みたいな方が使われていく気もしなくはないですが、でも仕組みが分かってなくても使われる技術も、世の中ありますからね。全身麻酔とか。
まあとにかく、豚の膀胱は意外なポテンシャルを秘めてるっていう話です。
ところで、僕は昔、豚の膀胱をふくらませてサッカーをやったことがある。
小学校二年のときに、とあるキャンプに参加したんですけど、そのキャンプ中に自然の中で遊ぶイベントみたいなのがあって、そこでサッカーをやったんですよ。場所はただの森だったんで、適当な木をゴールに決めて、二チームに分かれてワイワイやりました。
そのときに使ったボールが、豚の膀胱でした。
これが何とも丈夫なのよ。パンパンにふくらませても破裂する気配がないし、小学生が思いっきり蹴ったくらいじゃビクともしない。いや、蹴れば飛ぶからビクともはしてたけど、とにかく割れる様子はなかったです。そのくせゴムボールみたいに弾力あるし、おかげで存分にサッカーを楽しめました。
豚の膀胱でサッカーするなんて経験、めったにできるもんじゃないから、こっちとしてはテンションMAXになるじゃないですか。小さい子供がそんな経験したら、楽しくってしょうがないじゃないですか。心臓がスタンピードするじゃないですか。
だから、キャンプが終わって家に帰って来たとき、母親に「キャンプは楽しかった?」って聞かれて、僕は嬉々としてそのことを話したんですよ。まあ、小学二年の子供ですから、膀胱なんて難しい単語は知らなかったと思うんで、「豚のおちんちんでサッカーやったんだー」くらいの感じで話したと思います。
そしたら、それまでニコニコしていた母の表情が一変しましてね。とにかく怒られました。
「そんな非常識なことするわけないでしょ!」「嘘をつくんじゃない!」「どうしてそんなこと言うの!」みたいなことを散々言われました。僕は嘘なんてついてないんで、「本当だもん」と泣きながら言い張ってたんですが、それでも母の怒りは治まらない。
結局、最後まで信じてはもらえませんでした。
まあ確かにね。現代に生きる人からすれば、豚の膀胱でサッカーなんておよそ考えられないもんね。非常識と思っても仕方ないよね。
でも後日、後日って言っても十年以上経って僕が大学生になった頃の話なんですが、たまたまインターネットで豚の膀胱に関する記事を見つけました。
そこに書いてあったんですよ。
昔のヨーロッパではサッカーやラグビーをやるとき、豚の膀胱をふくらませたものをボールに使ってたって。実際にそんな記録が残ってるらしいです。何百年も昔ですけどね。
それ読んだときに、小学生のときのことを思い出しましてね。「ああ、あのときの俺、やっぱり嘘ついてなかったよね。この思い出も、偽りの記憶じゃないよね」と。
豚の膀胱ってのは医療現場だけでなく、スポーツ用品としても重宝していたってことですね。
この話に特にオチはありません。おちんに関するお話だけに、落ちん……ってか? やかましーわ。
でもそうね……こんだけ書いといて何のオチもありませんで終わるのもあれだから……。
今日の話の教訓としては、広大なインターネットの海を泳いで手に入れた付け焼き刃な知識はともかく、自分が体験したものは、誰も信じてくれなかったとしても、肉親すら信じてくれなかったとしても、嘘じゃないって自信を持って良いのよってことで、どうでしょう?
破裂しそうな俺の膀胱♪ 抑えきれない性欲で暴走♪ 誰かに見られる前にGO HOME♪
今日の下ネタはこれくらいです。
豚の膀胱ってのはなかなか良くできたムスコさんでして、医療現場なんかでも使われることがあるんですね。
細胞外マトリックスってのがありまして……ものすごーく雑に説明すると、高密度なコラーゲンの塊みたいなもの(間違ってたらゴメン)なんですが、これが再生医療などに役立つってんですね。
海外での話ですが、事故か何かで指を切断してしまった患者さんに豚の膀胱から抽出した細胞外マトリックスをつけてみたところ、何と指が再生したという事例が実際にあります。ネットで検索してみると結構情報が出てくるから、興味があれば検索してみると良いと思います。動画もあるっぽい。
ただどうして再生できるのかっていう詳しい仕組みはちゃんとは分かってないらしくて、そのためか日本ではまだ実用化されてないようです。そのうち実用化されるかもしれません。このまま実用化されずに、仕組みの説明できるiPS細胞みたいな方が使われていく気もしなくはないですが、でも仕組みが分かってなくても使われる技術も、世の中ありますからね。全身麻酔とか。
まあとにかく、豚の膀胱は意外なポテンシャルを秘めてるっていう話です。
ところで、僕は昔、豚の膀胱をふくらませてサッカーをやったことがある。
小学校二年のときに、とあるキャンプに参加したんですけど、そのキャンプ中に自然の中で遊ぶイベントみたいなのがあって、そこでサッカーをやったんですよ。場所はただの森だったんで、適当な木をゴールに決めて、二チームに分かれてワイワイやりました。
そのときに使ったボールが、豚の膀胱でした。
これが何とも丈夫なのよ。パンパンにふくらませても破裂する気配がないし、小学生が思いっきり蹴ったくらいじゃビクともしない。いや、蹴れば飛ぶからビクともはしてたけど、とにかく割れる様子はなかったです。そのくせゴムボールみたいに弾力あるし、おかげで存分にサッカーを楽しめました。
豚の膀胱でサッカーするなんて経験、めったにできるもんじゃないから、こっちとしてはテンションMAXになるじゃないですか。小さい子供がそんな経験したら、楽しくってしょうがないじゃないですか。心臓がスタンピードするじゃないですか。
だから、キャンプが終わって家に帰って来たとき、母親に「キャンプは楽しかった?」って聞かれて、僕は嬉々としてそのことを話したんですよ。まあ、小学二年の子供ですから、膀胱なんて難しい単語は知らなかったと思うんで、「豚のおちんちんでサッカーやったんだー」くらいの感じで話したと思います。
そしたら、それまでニコニコしていた母の表情が一変しましてね。とにかく怒られました。
「そんな非常識なことするわけないでしょ!」「嘘をつくんじゃない!」「どうしてそんなこと言うの!」みたいなことを散々言われました。僕は嘘なんてついてないんで、「本当だもん」と泣きながら言い張ってたんですが、それでも母の怒りは治まらない。
結局、最後まで信じてはもらえませんでした。
まあ確かにね。現代に生きる人からすれば、豚の膀胱でサッカーなんておよそ考えられないもんね。非常識と思っても仕方ないよね。
でも後日、後日って言っても十年以上経って僕が大学生になった頃の話なんですが、たまたまインターネットで豚の膀胱に関する記事を見つけました。
そこに書いてあったんですよ。
昔のヨーロッパではサッカーやラグビーをやるとき、豚の膀胱をふくらませたものをボールに使ってたって。実際にそんな記録が残ってるらしいです。何百年も昔ですけどね。
それ読んだときに、小学生のときのことを思い出しましてね。「ああ、あのときの俺、やっぱり嘘ついてなかったよね。この思い出も、偽りの記憶じゃないよね」と。
豚の膀胱ってのは医療現場だけでなく、スポーツ用品としても重宝していたってことですね。
この話に特にオチはありません。おちんに関するお話だけに、落ちん……ってか? やかましーわ。
でもそうね……こんだけ書いといて何のオチもありませんで終わるのもあれだから……。
今日の話の教訓としては、広大なインターネットの海を泳いで手に入れた付け焼き刃な知識はともかく、自分が体験したものは、誰も信じてくれなかったとしても、肉親すら信じてくれなかったとしても、嘘じゃないって自信を持って良いのよってことで、どうでしょう?