「サンドボックス」という言葉をご存知だろうか。
とある学園の生徒会長、白金珊杜(しろかねさんど)が設けた目安箱……などではなくて、これはウェブサービスの開発者とかならときどき耳にする単語なのだけど、システム開発のテスト環境なんかを指してそう呼ぶことがある。
sandboxの名前の通り、語源は「砂場」から来ていて、子どもが自由に砂遊びをする場所、つまり開発者がエラーなどを気にせず好きなように開発テストを行える場、みたいな意味で、テスト環境をサンドボックスと呼ぶ……という認識で良いのか? たぶん良いはず。
まあ、ある意味ではこのブログも、サンドボックスみたいなもんです。
あることないこと言いたい放題述べている場ですしね。思いついたことはとにかく何でも言ってみる、いろいろとこねくり回した言い方で言ってみるっていう意味では、子どもが砂遊びをしているのと、似たようなもんです。
個人的には、たまには普通のことも言っているつもりですが、基本的には嘘八百……というか「しょせんはババアのたわごとじゃ。気にするでないぞ。ヒーッヒッヒ」って感じの、魔女がうさんくさいことをくっちゃべっているレベルだと思ってもらえれば、間違いはないと思います。
いや、全ての魔女がうさんくさいこと言ってるってわけじゃないですよ。世の中広いですから、中には普通のことしか言わない魔女も、いるんじゃないでしょうか。
「ああ、宝くじ当たらないかのう」
「やばい、家を出るときガスの元栓締めてきたか自信がないわい」
「目玉焼きには醤油よりソースじゃろ」
ちなみに俺は、目玉焼きには醤油派だが、マヨネーズでも良い。マヨラーだからな。
中世ヨーロッパで、魔女狩りというのが流行っていたことがありますね。
魔女狩りのことは詳しくは知りませんが、まあ、ちょっとでも疑われた人は軒並み裁判にかけられたと言いますから、「ワシは魔女じゃないぞ。ヒーッヒッヒ」なんて冗談でも言った日には、間違いなく火であぶられていたことでしょうね。そんなあからさまな人いなかったと思うけど。
当時の人たちは、そんなに端から裁判にかけて火あぶりの刑にして、その先に一体何を見ていたのでしょうね。間違ってもサンドウィッチの具に使う肉が足りなかったからって理由で、そんなことをしていたとは思えないですが。サンドウィッチは砂と魔女以外は何でも挟んで食べることに名前の由来があるという俗説もあるくらいですからね。
まあそれは本当に俗説で、一般的にはサンドウィッチ伯爵がゲームをやりながら片手でも食べられるものを所望したところ、パンに何かしらの具材を挟んだ食べ物が発明されたということが由来で、サンドウィッチという名前がついたと言われています。
ただ、どうなんすかね、その説。
ぶっちゃけ、パンなんて数千年も前から食べられているじゃないですか。対してサンドウィッチ伯爵が生きていたのなんて、たかだか数百年前の話ですからね。
その数千年の歴史の中で、人類の誰もが、パンに何かを挟んで食べようって、思わなかったんでしょうか。いや、そんなはずはないでしょう。実際、パンに何かを挟んだ料理ってのは、中世よりももっと昔に存在していたらしいし。
そう考えると、サンドウィッチ伯爵が生まれるはるか昔から、その食べ物にはサンドウィッチって名前がついていた可能性も、あると思うんですよ。
そこで考えられるのが、サンドボックスと、ウィッチの存在です。あ、ウィッチってのは魔女ね。
つまり、本来サンドウィッチってのは、魔女が発明した食べ物だったのではないでしょうか。パンにはどんな食べ物が合うのか、サンドボックスのように魔女がそれを好きなように試した食べ物が、サンドウィッチの始まりだったのではないかと。
魔女といえばこう、何かでっかいツボの中でぐつぐつ煮えたぎる液体を「ヒーッヒッヒ」と木の棒で掻き混ぜているイメージがありますからね。そこにはカエルとかヤモリとか、コウモリの羽とかトカゲの尻尾とか、バミューダトライアングルの海水とかモアイ像のかけらとか月の裏側の石とか、とにかく普段、あまり人が食さないようなものが入っているイメージがある。
きっとそういうものをパンに挟んでもいけるかどうか、その試験的な食べ物がサンドウィッチだったと。
あるいは、あからさまに怪しげな食べ物を出しても誰も食べないから、こっそりパンに挟んでバレないように食べさせた。それがサンドウィッチだったと。
それがいつしか普通の人も作るようになり、肉とか野菜とか、誰でも食べるようなものが挟まれるようになったと。
そうなってくると、サンドウィッチ伯爵の名に由来するようになったという説は、プロパガンダみたいなものだったんじゃないかと思うんですよ。プロパガンダの意味、よく分かってないけど。
サンドウィッチは、実は魔女が作る食べ物だった。でもそれを知らずに、ただ愛妻弁当的な感じで気軽にサンドウィッチを作っていたら「あいつは魔女だ!」と言われて火あぶりにされてしまう。
それを憂いたサンドウィッチ伯爵が、こう思ったわけですよ。
「こりゃまずい。このままだと、ゲームや仕事中にサンドウィッチを差し入れてくれているあの子もいずれ魔女裁判にかけられてしまう。よし、ちょうど俺の名前もサンドウィッチだし、俺が発明したってことにしよう。そうでもしないとこの先サンドウィッチが食べられない」
ほら、サンドウィッチ伯爵の生きた時代も中世のヨーロッパですからね。ちょうど魔女狩りが横行していた頃ですよ。
そこで伯爵は、一計を案じたってわけですね。
「サンドウィッチは魔女が作っていたからそう呼ばれるのではない。私がそう命名したからだ。だからみなも遠慮なく作り、安心して食べるが良い」
ってね。
この説が本当に正しいかは分かりません。十中八九正しくないと思うけど、もしかしたらっていうのは、あるかもしれない。
むしろ、サンドウィッチ伯爵に由来する説も、もしかしたら正しくないかもしれないからね。
だからまあ、俺の説の方が説得力あるぜって人は、それが正しくなかったとしても、この場を借りて気軽に言っちゃえば良いんじゃないかな。
何せここはサンドボックス。何を言うのも自由な場ですからね。
とある学園の生徒会長、白金珊杜(しろかねさんど)が設けた目安箱……などではなくて、これはウェブサービスの開発者とかならときどき耳にする単語なのだけど、システム開発のテスト環境なんかを指してそう呼ぶことがある。
sandboxの名前の通り、語源は「砂場」から来ていて、子どもが自由に砂遊びをする場所、つまり開発者がエラーなどを気にせず好きなように開発テストを行える場、みたいな意味で、テスト環境をサンドボックスと呼ぶ……という認識で良いのか? たぶん良いはず。
まあ、ある意味ではこのブログも、サンドボックスみたいなもんです。
あることないこと言いたい放題述べている場ですしね。思いついたことはとにかく何でも言ってみる、いろいろとこねくり回した言い方で言ってみるっていう意味では、子どもが砂遊びをしているのと、似たようなもんです。
個人的には、たまには普通のことも言っているつもりですが、基本的には嘘八百……というか「しょせんはババアのたわごとじゃ。気にするでないぞ。ヒーッヒッヒ」って感じの、魔女がうさんくさいことをくっちゃべっているレベルだと思ってもらえれば、間違いはないと思います。
いや、全ての魔女がうさんくさいこと言ってるってわけじゃないですよ。世の中広いですから、中には普通のことしか言わない魔女も、いるんじゃないでしょうか。
「ああ、宝くじ当たらないかのう」
「やばい、家を出るときガスの元栓締めてきたか自信がないわい」
「目玉焼きには醤油よりソースじゃろ」
ちなみに俺は、目玉焼きには醤油派だが、マヨネーズでも良い。マヨラーだからな。
中世ヨーロッパで、魔女狩りというのが流行っていたことがありますね。
魔女狩りのことは詳しくは知りませんが、まあ、ちょっとでも疑われた人は軒並み裁判にかけられたと言いますから、「ワシは魔女じゃないぞ。ヒーッヒッヒ」なんて冗談でも言った日には、間違いなく火であぶられていたことでしょうね。そんなあからさまな人いなかったと思うけど。
当時の人たちは、そんなに端から裁判にかけて火あぶりの刑にして、その先に一体何を見ていたのでしょうね。間違ってもサンドウィッチの具に使う肉が足りなかったからって理由で、そんなことをしていたとは思えないですが。サンドウィッチは砂と魔女以外は何でも挟んで食べることに名前の由来があるという俗説もあるくらいですからね。
まあそれは本当に俗説で、一般的にはサンドウィッチ伯爵がゲームをやりながら片手でも食べられるものを所望したところ、パンに何かしらの具材を挟んだ食べ物が発明されたということが由来で、サンドウィッチという名前がついたと言われています。
ただ、どうなんすかね、その説。
ぶっちゃけ、パンなんて数千年も前から食べられているじゃないですか。対してサンドウィッチ伯爵が生きていたのなんて、たかだか数百年前の話ですからね。
その数千年の歴史の中で、人類の誰もが、パンに何かを挟んで食べようって、思わなかったんでしょうか。いや、そんなはずはないでしょう。実際、パンに何かを挟んだ料理ってのは、中世よりももっと昔に存在していたらしいし。
そう考えると、サンドウィッチ伯爵が生まれるはるか昔から、その食べ物にはサンドウィッチって名前がついていた可能性も、あると思うんですよ。
そこで考えられるのが、サンドボックスと、ウィッチの存在です。あ、ウィッチってのは魔女ね。
つまり、本来サンドウィッチってのは、魔女が発明した食べ物だったのではないでしょうか。パンにはどんな食べ物が合うのか、サンドボックスのように魔女がそれを好きなように試した食べ物が、サンドウィッチの始まりだったのではないかと。
魔女といえばこう、何かでっかいツボの中でぐつぐつ煮えたぎる液体を「ヒーッヒッヒ」と木の棒で掻き混ぜているイメージがありますからね。そこにはカエルとかヤモリとか、コウモリの羽とかトカゲの尻尾とか、バミューダトライアングルの海水とかモアイ像のかけらとか月の裏側の石とか、とにかく普段、あまり人が食さないようなものが入っているイメージがある。
きっとそういうものをパンに挟んでもいけるかどうか、その試験的な食べ物がサンドウィッチだったと。
あるいは、あからさまに怪しげな食べ物を出しても誰も食べないから、こっそりパンに挟んでバレないように食べさせた。それがサンドウィッチだったと。
それがいつしか普通の人も作るようになり、肉とか野菜とか、誰でも食べるようなものが挟まれるようになったと。
そうなってくると、サンドウィッチ伯爵の名に由来するようになったという説は、プロパガンダみたいなものだったんじゃないかと思うんですよ。プロパガンダの意味、よく分かってないけど。
サンドウィッチは、実は魔女が作る食べ物だった。でもそれを知らずに、ただ愛妻弁当的な感じで気軽にサンドウィッチを作っていたら「あいつは魔女だ!」と言われて火あぶりにされてしまう。
それを憂いたサンドウィッチ伯爵が、こう思ったわけですよ。
「こりゃまずい。このままだと、ゲームや仕事中にサンドウィッチを差し入れてくれているあの子もいずれ魔女裁判にかけられてしまう。よし、ちょうど俺の名前もサンドウィッチだし、俺が発明したってことにしよう。そうでもしないとこの先サンドウィッチが食べられない」
ほら、サンドウィッチ伯爵の生きた時代も中世のヨーロッパですからね。ちょうど魔女狩りが横行していた頃ですよ。
そこで伯爵は、一計を案じたってわけですね。
「サンドウィッチは魔女が作っていたからそう呼ばれるのではない。私がそう命名したからだ。だからみなも遠慮なく作り、安心して食べるが良い」
ってね。
この説が本当に正しいかは分かりません。十中八九正しくないと思うけど、もしかしたらっていうのは、あるかもしれない。
むしろ、サンドウィッチ伯爵に由来する説も、もしかしたら正しくないかもしれないからね。
だからまあ、俺の説の方が説得力あるぜって人は、それが正しくなかったとしても、この場を借りて気軽に言っちゃえば良いんじゃないかな。
何せここはサンドボックス。何を言うのも自由な場ですからね。